【経産省】官庁訪問を徹底解剖してみた【前編】
国家公務員就活の最終ステップ、官庁訪問。でも身近に内定者がいたり、予備校に通っていないと、なかなか情報を入手しづらいですよね。
そこで、今回は「官庁訪問徹底解剖シリーズ」第1弾として、__経済産業省の官庁訪問__を紹介します!長いため、前編(第1-2クール)と後編(第3-5クール)に分けてお届けします。
※取り扱うのは、総合職事務系の官庁訪問です
※官庁訪問の内容は、年によって変化します。今回の記事は2019年度を参考にしていますが、今後も同じ内容とは限らないのでご注意ください。
💡この記事を読み進める前に…
☞「そもそも官庁訪問ってどんな仕組みなの?」という方はこちらの記事をチェック!
☞官庁訪問頻出ワード「ブース面接や原課訪問って何?」という方はこちらの記事をチェック!
目次
1.第1-2クールのスケジュール
2.第1-2クールの特徴3つ
①毎朝あるブース面接
②原課訪問の多さ
③合否発表は最後
3.最後に
1.第1-2クールのスケジュール
経産省の第1-2クールでは、以下のようなスケジュール感で選考が進んでいきます。官庁訪問で回る予定の方は要チェックです!
|時刻|所要時間 |内容 |
| - | ---|-----------|
|8:30~9:30|1h|集合・待機@待合室 |
|9:30~:45|15min|ブース面接①:今日の流れを説明される|
|9:45~10:45|1h |原課訪問①|
|10:45~11:50|1h|待機@待合室 |
|11:50~12:00|15min| ブース面接②:原課訪問の感想を聞かれる |
|12:00~14:30|3.5h|昼食・待機@待合室 |
|14:30~:45|15min|人事面接:志望動機などを聞かれる|
|15:30~16:30|1h|原課訪問②|
|16:30~:45|15min|ブース面接③:原課訪問の感想を聞かれる|
|16:45~19:00 |2h|待機@待合室 |
|19:00~20:00|1h|原課訪問③ |
|20:00~21:30|1.5h|待機@待合室|
|21:30~:35|5min|ブース面接④:今日の結果を伝えられる|
|21:35|―|解散・帰宅|
参考:内定者の体験談
※個人によって順番や時間は前後する可能性があります。
2.第1-2クールの特徴3つ
次に、経産省の官庁訪問の特徴について説明します。
①毎朝あるブース面接
経産省では1学生に1人、秘書課の職員が配属されます。彼/彼女は、官庁訪問中に精神面をサポートしてくれる、いわば__メンター__のような存在です。
特徴の1つ目は、そんな__秘書課の職員と毎朝15分ほどの面接(=ブース面接)がある__ことです。
ここでは、緊張をほぐすための雑談をしたり、その日の流れを確認することがほとんど。__選考に直接は関係しないよう__です。
※まれに、ブース面接抜きに原課訪問になる場合もあります。
②原課訪問の多さ
一般的に、経産省では__原課訪問が1日に3回__ほどあります。これは他省庁に比べて多いほうだと言えるでしょう。
訪問先の希望は事前に聞かれることもありますが、かなわないことも多いです。ですが、現場の最前線の方とお話できる、贅沢な機会です。たくさん質問をしましょう。また、直後の__ブース面接では、学んだことを整理してアウトプットする__よう心がけるのがポイントです。
③合否発表は最後
経産省では、その日の最後のブース面接にて、次のクールに進めるかどうか伝えられます。そのため、その直前の待ち時間は緊張に包まれています。気を紛らわせるための本や、お菓子などを持っていくのがおすすめです。
3.最後に
今回は、官庁訪問の前半戦である第1-2クールについて取り扱ってきました。__後編__も公開中ですので、下のリンクからご覧ください!
また、より詳しく経産省の官庁訪問について知りたいという方は、こちらの内定者BOOKをご参照ください。